ルーティーンを好む人は積み重ねることで結果が出ることを信じて努力する人で、
ルーティーンを嫌う人は人生や社会を多様に、そして豊かにするために考え、努力する人である。
以前の記事でイチロー選手について考察しましたが、今回はその中で紹介したルーティーンというものについて、もうちょっと深く考えてみようと思います。
まず、イチロー選手はとにかくルーティーンにこだわる人であることは割と有名な話で、
毎日カレーを食べる等があります。
このルーティーンというこだわりや習慣は、発達障害とよく関連しているらしく発達障害を持つ人の大半は何かしらのルーティーンを好む傾向にあるそうです。
僕も自閉症スペクトラム障害、あるいはアスペルガー症候群という発達障害を持っているためか、割とルーティーンにこだわるようで、例えば仕事前には必ずコーヒーを飲むようにしてます。
また、このルーティーンを好む性格が原因か、趣味のイラストを描く時でも、若干の違いはあるものの、一見してほとんど似たような構図になってしまいがちなようで、何度か閲覧した方からのコメントで「似たような絵ばかり」というコメントをいただいたことがります。
でも、今の仕事においてこのルーティーンを好む性格はかなり強みになっていると思うんですよね。
今の仕事は特に例外がない限り毎日ほとんど同じことの繰り返しですが、 これをルーティーンという習慣にしているため、これといって辛いと思うことはあまりありません。むしろ、仕事している間は仕事に集中できるため、余計な考えが出なくて精神的に落ち着くんですよね。
当然ながら、僕みたいにルーティーンを好む人もいれば、ルーティーンを嫌がる人もいます。でも、そっちのほうが普通なのは理解しています。
でも、ルーティーンを好む人も、そうでない人も、努力はその人なりにしている人だと思うんですよね。ルーティーンを好む人は積み重ねて結果を出す人で、そうでない人はバラエティに富んだ考え方 で世の中や自分の人生を鮮やかにすることをいつも考えていることをちゃんと努力していると思うんですよね。
ルーティーンというのは、人によってその存在意義が変わるものなんでしょうね。
一万種類の蹴りを一回ずつ練習した者は怖くない。
私が怖いのは、 一種類の蹴りを一万回練習した者だ。
_ブルース・リー
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