幸運の女神、lady luckなんでものがありますが、本当にそんな存在なんているんでしょうか?
僕は、いると信じています。というか、知らぬうちに出会っていた可能性があったと思っています。
そう、それは僕が今の職場で働くことになった最初の頃。
僕に任された仕事は事務所や工場内の清掃や、トレーの洗浄といった雑用みたいな仕事。
その時、僕にその仕事のやり方を教えてくれたのが、多分だけど僕よりも明らかに年上の女の人だった。歳上なんだけど、老婆というほど年齢は高くはなかったはず。
彼女はとにかく喋り方も教え方もとてもやさしく、僕は彼女のお陰ですぐに仕事をこなすことができたんです。
少しばかり、僕は彼女が愛おしく感じることもありました。
しかし、時が経ち、彼女は年齢の理由もあってか退職することになったんです。
そのとき、 ぼくは、何だかさみしい気持ちになったんです。でも、その時こんなことを思いついたんです。
「自分を親切にしてくれる人を大切にするんだ。でもどんなに大切にしてもいつかは別れなきゃいけない時が来る。その時は、『さよなら』じゃなくて『ありがとう』って言える別れ方にしよう。」
彼女が退職して今はしばらく時間が立ちましたが、僕はあの時よりも少し仕事がうまくできるようになったような気がするんですよね。
僕はこう思っています、あの人こそが僕にとっての女神様だったんだって。
女神様は神々しくてすぐに分かるような外見をしていません。より身近で最初のうちは気づかないものだけど、時間が立つにつれて何かのきっかけで女神様だとわかる時が来る。僕はそうだと信じています。
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