いきなりハードすぎるタイトルで申し訳ない。
しかし、僕が思いついた考察をこのまま僕の中に封印するのは勿体無いので、
ここにその考察を書き示そうと思います。
ニュースを見るとたまに、否、しばしば知ることになる殺人事件。
「人は人を殺してはいけない」という全人類に共通したルールを侵した重大な犯罪。
何故、人は人を殺すのだろうか。
この問題を解決するためにも、前もって殺人事件を予防するのが一番いいのだが、
世間はそう甘くない。
例えば全ての殺人事件に共通する点、例えば犯人の生い立ち、殺人の動機、何を見て、聞いて、知ったのか。
こういった共通項があればそれに関して何かしらの予防法を見つけられるだろう。
しかしながら、単刀直入に言ってしまえば『そんなもの、存在しない。』ということ。
例えば10件の殺人事件があったとすると、その10件すべてに共通するものは存在しない。
ただ、そのうち2,3件は共通点があるかもしれない、ここが重要である。
具体的な例を挙げてみると、『土浦連続殺傷事件』と『付属池田小事件』の二つを比べてみよう。
この二つの殺人事件の共通点に「死刑になりたかった」という犯行動機がある。
しかし、それ以外を見てみると犯人の生い立ちや親子関係など、全くもって違うのである。
よく言われる殺人の原因に「幼いころ、どういった家庭環境で育ったか」というものがあるが、これも曖昧でよくわかっていない。
最近になっておきた『川崎市登戸事件』とおよそ十年前の『秋葉原通り魔事件』も比べてみよう。
秋葉原通り魔の犯人はネット依存の傾向があったのに対して、川崎市通り魔の犯人はネット環境のない空間に引きこもっていたという。
殺人事件には何かしらの共通点はあるものの『完全な』共通点が存在しない。
そこに行き着くまでに何があったのか、何が引き金になって殺人を犯したのか、
似たようなものでもそれぞれ違っている。
言ってしまえば未だに殺人が絶えないのは完全な共通点をまだ見つけられていないからである。
これからのブログ活動ですが、これまでどおりイラストの掲載と、こういった事件の考察も記していこうと思います
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