ここ最近、僕はビデオゲームやスマホゲームやらで遊ぶことは殆どなくなった。
理由はわからないが、ゲームよりも絵を描くほうが楽しくなったからだと思う。
そんな僕がゲームという遊戯について最近思っていることを書きたいと思います。
ここ近年のゲームの特徴として「ネットワーク通信」に対応、もしくは必須事項であることだろう。インターネットを通じて遊ぶゲームは昔からあったが今ほど人気にはならなかった。
それまで一つのゲーム機で複数人が同時にプレイするためにはプレイする者同士が同じ場所にいなくてはならないが、インターネットを利用すれば遠く離れた者同士で複数プレイが可能というメリットがある。
ネットワークをゲームに使うことはそういった利点もあるが、こういうものには大抵の場合、問題点もある。
最近のニュースで取り上げられたのを見たのだが、オンラインゲームを通じて知り合った学生が事件に巻き込まれるというニュースが報道された。他にも何回かスマホゲームのやり取りで詐欺犯罪をさせられるために海外に誘拐されるという事件もあった。
こういったゲーム自体を否定しているわけではない、そもそも問題はゲームではなくこういった事件を起こす人間に問題があるだけでオンラインゲームやスマホゲームに罪はない。
しかしですよ、どうやら最近の学校ではプログラミングという授業があるそうです。
ビデオゲームがこれだけ問題になりながら、ゲームには必須のプログラミングを学ばせるというのはどういうことなのか。いや、ゲーム以外にもプログラミングが重要なものはあるはずです。多分そっちのためにプログラミングを学ぶんでしょう。
で、僕が思うのは、ゲームってのはみんなとコミュニケーションをとるためのものであるべきなんだと思うんです。
では、それができてなおかつ犯罪に利用されにくいゲームってなんなのか。
僕が思うに、それは卓上で遊ぶゲーム、いわゆるテーブルゲームだと思うんですよね。
テーブルゲームの中でも、一番楽しくて、なおかつ簡単に遊べるゲームはトレーディングカードゲームだと気づいたんです。
トレーディングカードゲームは1993年にアメリカで発売されたマジック:ザ・ギャザリングが最初と言われており、日本で有名なものを挙げると遊戯王、ポケモンカードゲーム、デュエル・マスターズの3つがあります。
テーブルゲームは比較的安価に遊べるものが多くビデオゲームとは違って対面方式で遊ぶものが多く、コミュニケーションを培うにはもってこいの遊びだと思うんですよね。
最近では100円ショップのダイソーでもトレーディングカードゲームが販売されているようで、気軽に手に取りやすいゲームだといえるでしょう。
最後に、僕がビデオゲーム、スマホゲーム、テーブルゲームなどのゲームすべてに関して願っていることは、できれば「ゲームを遊ぶ人ではなく、ゲームを創る人になってほしい。」ということです。特にビデオゲームを作ることは社会の理想的なあり方の縮図のようなものだと思ってるんです。ビデオゲーム制作には様々な役割を持った人が制作に携わってます。プログラマーはもちろんグラフィックデザイナー、サウンドクリエイターなど、その人が持っている才能をそれぞれが協力し合ってゲームは作られます。
学校では嫌煙されがちなゲームでも学べるものはある、僕はそう思っています。
楽しんで学べる「教育」よりも、気がついたら学んでいるような「娯楽」を与えたいのです。
_ウォルト・ディズニー