銃に興味のある人なら知ってるであろう銃器設計家のジョン・モーゼス・ブローニング。
彼の設計した銃は銃の歴史を変えたといっても過言ではないでしょう。
代表的な銃としてコルトM1911自動拳銃(通称ガバメント)があり、その性能の高さから現在でも世界各国の様々な銃器メーカーがクローンを製造しているほどです。
で、彼の設計した銃についてもうちょっと詳しく紹介。
ブローニングが最初に設計し、パテント(特許)を得たのがフォーリングブロック方式(レバーを下すと扉が下がり、そこに銃弾を装填するシステムの単発方式)のライフルで、西部劇のライフルで有名なウィンチェスター社がこの特許をもとにM1885ライフルを製造、発売したのである。
それからブローニングはウィンチェスターのほかにレミントン、コルト、ベルギーのFNといった銃器メーカーで銃の設計を提供した。
中でも、セミ・オートマチック拳銃の基礎を築いたともいえるのがFNのM1900拳銃とコルトM1900拳銃である。
これ以前にもセミ・オートマチックの拳銃は製造されていたのだが、銃の構造が複雑で実用的なものはほとんどなかった。
ライフルや拳銃の他にもブローニングは機関銃、散弾銃も設計していた。
機関銃でいうと、最初にブローニングが設計した機関銃がコルト・ブローニングM1895機関銃で、そのメカニズムからポテト・ディッカー(芋掘り機)と呼ばれていた。そして機関銃の中でも有名なのがM2重機関銃で50口径というとても大型のライフル弾を使用する機関銃で、現在でもヘリや車両を破壊するほどの威力を持つことから、生産国であるアメリカ以外の国でも使用されている機関銃である。
銃の歴史を変えた人物、それがジョン・ブローニングである。
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