2023年3月26日日曜日

マグナム弾という概念

銃火器に詳しくない人でもマグナムという言葉を聞いたことはあるだろう。


 マグナムとはラテン語で「グレート」という意味がある。

で、銃におけるマグナムとは、標準よりも火薬の量を増やした弾薬のことを指す。

元々マグナムは酒類の増量ボトルの名称で、拳銃用の357マグナムは1935年あたりに生産されたそうだ。


明確にマグナムと呼ばれる基準は明確でないが、ある標準的な実包の薬莢を延長して火薬の量を増やしたものをマグナムと呼んでいるそうだ。

マグナム弾で代表的なのは、ルパン三世の次元大介が使用しているS&Wモデル19コンバットマグナムや漫画「シティハンター」の主人公が使用しているコルト・パイソンなどに使用されている357マグナム。映画「ダーティハリー」の主人公の使用しているS&Wモデルモデル29の44マグナムなどが挙げられる。


比較的新しいものでは50口径という非常に大きな500S&Wマグナムというものもある。

弾の直径が大きいものがマグナム弾というわけではなく、中には22口径(約5.6ミリ)のものや、17口径(約4.3ミリ)のマグナム弾も存在する。

拳銃弾だけでなくライフル弾にもマグナムと呼ばれる実包がある。マグナムという名称がなかった時代にはニトロ・エクスプレスとも呼ばれていたそうだ。

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