2024年7月1日月曜日

「できる」ことを前提に考えてみること。

 

僕は一時、プロレスにはまっていた時期がありました。

最初に好きになったきっかけは「キン肉マン二世」を題材にしたビデオゲームだったような気がします。

そして、アメリカ最大のプロレス団体である「WWE」のビデオゲームに夢中になっていました。

そのWWEが毎年、プロレス界で功績をおさめたレスラーを表彰する「ホール・オブ・フェイム」という記念式典があります。

 その中で数少ない日本人レスラーにおそらく日本で最も有名なプロレスラーである

アントニオ猪木さんも殿堂入りしているんですね。


 そのアントニオ猪木さんのファンの間では割と有名なシーンがありまして、

試合前のインタビューでインタビュアーが「今回の試合、もし負けてしまったらどうするつもりですか?」という質問に対してアントニオ猪木さんは激怒して、


「戦ってもないのに負けること考える馬鹿がいるかよ!!」


といってインタビュアーをぶったたくというシーンがあるんです。


少々乱暴気味なシーンですが、これに似たもうちょっとソフトな言い方をした言葉が、

あるディズニー映画に出てくるんですよね。

そのディズニー映画は「王様と剣」という映画なんですけど、こんなセリフが登場するんです。


"If you don't try, you'll never know."

日本語では「やってみないとわからないよ」という簡単なセリフ。


上記のアントニオ猪木さんの言葉に比べるとかなり温度差がありますが、

僕が考えるには、この二つのセリフはほぼ同じ意味だと思うんですよね。


要するに「できる」と思って目の前の使命に立ち向かうことの大切さだと思うんです。

アントニオ猪木さんのこの言葉には「まず挑戦してそれから結果に対して考える」ということが言いたかったんだと思います。何もせずに負けたり失敗を恐れてちゃ何もできません。

 とにかく可能性を信じるということが重要なんだなと、この二つの言葉から学びました。


 余談ですがアントニオ猪木さんの応援に「猪木、ボンバイエ」というものがありますが、

これは元々、モハメド・アリが王者ジョージ・フォアマンにタイトル戦で戦った際に試合が行われたアフリカの当時のザイールの地元の観客が現地の言葉で「アリ、ボマ・イエ(アリ、そいつをやっちまえ)」と歓声を上げたのがきっかけだそうで、そのモハメド・アリがアントニオ猪木さんと異種格闘技対決をした際にアントニオ猪木さんが勝ってアリがその栄光をたたえて、「猪木、ボンバイエ」という歓声をプレゼントしたそうです。

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