質の基準

 Be a yardstick of quality. Some people aren’t used to an environment where excellence is expected. 

（自身がクオリティの判断基準となれ。中には高い質を求められる環境に慣れていないものもいる。）

Quality is more important than quantity. One home run is much better than two doubles.

（量より質が重要だ。2本の二塁打より、1本のホームランのほうがずっといい。）

上の二つの言葉はAppleの創始者であるスティーブ・ジョブズの言葉です。

今回は前回ブログに書いた記事の続きみたいなものです。

僕が絵を描き続けて気づいたのは、「質の基準とはその人によって違う」ということです。

PixivやX（旧twitter）に自分の描いたイラストを投稿する際に、多くの人は他人のつけた「いいね」の数で基準をはかりがちだと思います。

でも、本当に良いと思えるものは、そうじゃなくて「自分が、どう思うか」だと思うんですよ。

ある人は複雑な構図のイラストを描くこともあれば、ある人はシンプルなイラストを描くこともあり、いずれにしろ良いものであるものは「その人がいいものができた」と思って制作されたイラストなんだと思います。

昔の芸術は豪華に飾られた複雑なものほど良いとされてきましたが、スティーブ・ジョブズはその真逆で、とにかくシンプルさにこだわったといいます。そのこだわりは外見だけでなく、普通は目につくことのない製品の中身の基盤のレイアウトまでこだわったといいます。

僕も上の言葉を信じて、自分の基準を決めるようにしています。

「オッサン…俺はイーグルなんて狙ってねえ…

競馬なら万馬券

カードならR・S・F（ロイヤルストレートフラッシュ）

麻雀なら九連宝燈（チューレンポウトウ）

それがバクチの華であって世界一のギャンブラーにふさわしい勝ち方なんだ…

そ…そしてそれがゴルフなら

こ…これしかねえだろうが…！！

ホールインワンだーっ！！」

＿漫画「世紀末博狼伝サガ」より、主人公サガが賭けゴルフに挑戦した際に放ったセリフ